どもども、つれつれ丸です。
今回は、前回の続きでフロロカーボンラインの特徴についてまとめていきます。
前回の記事をまだお読みでないかたはこちらからどうぞ！
フロロカーボンラインの特徴 （復習）
前回の復習にもなりますがフロロカーボンの特徴をまとめると
①劣化しにくい（ナイロンと比較して）
②伸びにくい
③水より重い
④硬い（ゴワゴワしている）
【今回はここから】
⑤リールに馴染みにくい
⑥カラーバリエーションが少ない
⑦根擦れに強い
⑧価格は平均的
さて、では早速スタート！
フロロカーボンラインの特徴⑤リールに馴染みにくい
フロロカーボンの特徴として、リールのスプールへ馴染みにくいという特徴があります。
なじまないので、巻き癖が付きにくいといえますね。
この特徴のメリットとデメリットをあげると
メリットとなる点
- 感度が低下しにくい
- 飛距離が低下しにくい
デメリットとなる点
- ライントラブルが発生しやすい
まず、メリットに目を向けると
感度が低下しにくいです。
理由としては、巻き癖が付きにくいのでラインがコイル状になりにくいので
ラインが直線のいなりやすく感度が低下しにくいです。
また、その巻き癖が付きにくい特徴の恩恵でガイドの抵抗も少なくなるので
キャストの飛距離も落ちにくいです。
ただし、巻き癖が付くと一気に飛距離は落ちるので注意が必要です。
これは、ラインが固いため一度コイル状の巻き癖が付くと抵抗として大きくなってしまうことが原因です。
また、この状態だとラインがまっすぐにならないので感度も悪くなります。
対策としては使う範囲の糸を引っ張って巻き癖をできるだけ取ってあげる必要があります。
デメリットとしては、ライントラブルが増えることがあげられます。
スプールに全くなじんでいない状態のスピニングリールのフロロカーボンラインは
ベールを起こしただけでラインが勝手に湧き出してきます。
意識してラインを抑えられる中級者ならそこまで問題ないですが
初心者はこれに気付かず、ぐしゃぐしゃに絡んでしまうトラブルが多発します。
個人的には、釣行の１週間前のはリールに巻いておくのがいいと思っています。
当日にフロロカーボンをリールに巻くと、
飛距離は飛ぶけどトラブルも多くなりやすいです。
初心者は特に注意しましょう！
フロロカーボンラインの特徴⑥カラーバリエーションが少ない
フロロカーボンラインの特徴として、ラインカラーは基本的に透明（クリア系）のカラーしかありません。
最近では、色付きのものが出てきていますが
ナイロンラインと比較すると圧倒的に少ないです。
ラインカラーにこだわりがある方は、フロロカーボンとい選択は難しいかもしれません。
個人的には、ラインはクリア系カラーが妥当だと思っているので特に問題ありませんが…
クリアカラーしか選べないというデメリットはありますが、
じつはフロロカーボンは光の屈折率が水に近いためより目立ちにくいという性質があります。
まぁ、それを実感したことはあまりないんですけどね。
フロロカーボンのクリアカラーを自信をもって使うために頭にいれておきましょう。
フロロカーボンラインの特徴⑦根擦れに強い
次の特徴として、根擦れに強いことがあげられます。
これはもう、メリットでしかないですが
フロロカーボンでも、擦られれば切れます。
ナイロンと違って、スパッと切れずにじわじわ切れていくイメージ。
ロープがじわじわ切れていく感じに近いです。
釣れたあと、ラインがボロボロになっているのが頑張った証拠ですね。
ナイロンラインの中には、フロロカーボンより根擦れに強い製品もあるので
選択肢として覚えておきましょう。
フロロカーボンラインの特徴⑧価格は平均的
最後に、価格ですが
ナイロンよりほんの少し高いかな程度の値段で購入できるものが多いです。
劣化が少ないことを考えると、コスパは決して悪い感じはしませんね。
ただし、巻き癖が付くと悪いところが目立ってくるのでそこだけが注意です。
頻繁に巻き替える場合は、300ｍ巻きなどを購入すると便利だしお買い得ですね。
フロロカーボンラインの特徴まとめ
さて、フロロカーボンラインの特徴をざっとまとめてみましたが、いかがだったでしょうか？
最後に簡単にまとめていきます。
フロロカーボンラインのメリットとデメリット
フロロカーボンのメリット
- 根擦れに強い
- 風に強い
- 感度がいい
- ラインの存在感を消しやすい
フロロカーボンのデメリット
- ライントラブルが多くなりやすい
- 飛距離が出にくい
- トップウォータープラグは扱いにくい
このようなメリットとデメリットにまとめられます。
このメリット、デメリットはフロロカーボンラインのどんな特徴が原因になっているのか
しっておくと、このメリットやデメリットと上手に向き合えると思います。
何も考えずに、とりあえずみんな使っているからフロロカーボンライン！
ではなく、しっかりとした狙いをもってフロロカーボンラインが選べると
バス釣りはもっと楽しくなっていきますよ！
釣りにスタイルや、フィールドに合わせてラインを決めていくことが
バス釣りの上達になります！
自分でいろいろなラインを使ってみるのもおすすめです。
ではまた！
おすすめの記事紹介
今回紹介したのはフロロカーボンラインですが、
バス釣り入門者や初心者にはトラブルの多さからおすすめできません。
そこでおすすめなのがナイロンラインです。
なんで初心者にはナイロンラインがおすすめなのか？その理由も記載しているので
興味がある方はぜひお読みください。
