どもども、つれつれ丸です。
早いもので、バス釣り入門道具準備編もついに4回目になりました。
まだ、予算の準備がどれぐらい必要かわからない方やリールやラインを決めていない方は
「バス釣り入門」 道具準備編① バス釣りを始めるのに必要な予算は?
を見て参考にしてみてください。
では、そろそろ本題にはいりましょう!
バス釣り入門 ロッドの種類は何をえらべばよい?
まず、バス釣りでは大きく2つの種類のロッドがあります。
スピニングロッドとベイトロッドです。
え、リールと同じ?
そう、使うリールに合わせてロッドを選ぶ必要があります。
なので今回は「スピニングロッド」を選びましょう。
見分け方は下の画像をみてください!
ロッドのグリップ部分に突起があるものがベイトリール用ロッド
突起がなく滑らかなものがスピニング用ロッドになります。
実際には、ガイドの大きさなども異なるのですが一番簡単に見極められるポイントはこの突起(トリガー)の有無なので覚えておきましょう。
バス釣り入門ロッドの硬さは何を選べばいい?
つぎにロッドの硬さ(アクション)を選びます。
そう、ロッドには硬さの種類が存在していてその硬さによって扱いやすいルアーが変わってきます。
種類でいくとバス釣りでは概ね
UL(ウルトラライト)
L(ライト)
ML(ミディアムライト)
M(ミディアム)
MH(ミディアムヘビー)
H(ヘビー)
XH(エキストラヘビー)
などがあります。
上のウルトラライトからエキストラヘビーになるにつれて竿が固くゴツくなります。
スピニングリールで扱うのに使いやすいのは、ULかLぐらいのロッドです。
UL(ウルトラライト)ロッドは竿が柔らかいので、キャストがしやすかったり、軽いものを投げるのに特化しています。
魚が掛かってからも竿が曲がってくれるためショックを吸収してくれて魚が針から外れてしまうことを防いでくれたり、糸が切れてしまうのを防いでくれます。
デメリットとしては重いものは扱えない。
水の抵抗が大きいルアーの動きがつけにくい、パワーが少ないので、大きい魚が掛かった場合に寄せてくるのが大変といったデメリットもあります。
その一つ上のL(ライト)ロッドになると少し重めの重量のものが投げられて、少し巻き抵抗があるものも扱えるようになります。
デメリットは、若干ULに対して竿が硬くなるのでキャストが難しくなったり、うまく魚を誘導しないと針が魚から外れやすいなどのデメリットがあります。
これはULロッドとLロッドを比べた場合で、Lロッドでも十分柔らかいので神経質になる必要はないですけど。
つれつれ丸的おすすめは、このUL(ウルトラライト)かL(ライト)ロッドがおすすめです。
1本でいろいろな種類のルアーに挑戦したい!大きい魚にも負けないパワーが欲しい方はライトアクションのロッドを!
とにかく早く魚を釣りたい!掛けた魚は極力逃がしたくない。そんああなたはウルトラライトアクションのロッドが良いかも!
自分で考えて道具を買いそろえるのも、釣りの醍醐味ですよ!
バス釣り入門ロッドの長さはどれぐらいがいいのか?
次に決めるべきは、ロッドの長さです。
釣り竿の長さはmでもcmでもなくft(フィート)が使われます。
「うわ、わけわからん単位出てきた!」
っとなりますが、1ftは約30cmぐらいだと考えてください。
無理に覚える必要もないですよ。
それとフィートとともにもう一つ単位が出てきます。
それがin(インチ)です。インチは身近なところでも使われていたりしますよね。
自転車のタイヤの大きさ24インチとか、これもバス釣りでは良く使うので慣れておきましょう。
1インチは概ね2.5cmになります。これも覚える必要はないですが感覚をつかんでいくと良いです。
さて、ようやく長さの単位の勉強が出来たところで本題に戻ります。
通常、バス釣りで使用されるロッドは6ftくらいの長さが一般的です。
よくある長さとしては6ft3inがありますがcmでいうと約19cm弱になります。
これが成人男性にとっては取り扱いがしやすいスタンダードな長さになります。
バス釣りでは、片手でルアーを投げることも多いので振りやすさが大切になってきます。
6ft、 6ft3in、 6ft6inぐらいから始めるのが良いと思います。
長さの違いで何が変わるかというと、ロッドが長い方がキャストで飛距離が出やすいロッドが短い方が取り扱いが楽といったメリット、デメリットがあります。
これは次の竿を選ぶときに意識して選べばいいと思います。
自分は川幅のあるところで釣りをすることがあり、遠くに投げたい!そんなときは8ft6in(約250cm)ぐらいのロッドを使うこともあります。
自分の釣りスタイルなどが決まってくると、自然と欲しい竿がわかるようになってきます。
でもまずはスタンダードな6ftぐらいのロッドを選ぶことをお勧めします。
ロッドの表記に、6′3”と書いてあったら6ft3in、6′6”と記載があったら6ft6inになります。覚えておきましょう。
ロッドにはスペック表記があります。この読み方も覚えておきましょう。
632UL
6ft3inのULロッド
それぞれ対応ルアーの
重さ(oz)
対応ラインの強度
ポンド(LB)
こんな情報が載っているので確認してみましょう。
入門用バスロッドは1ピース?2ピース?モバイル?なにがいいの?
さて、ここまですごい長丁場になりましたが本当にあと少しです!
最後の選定のポイントは、竿が折りたためるか、折りたためないかということです。
大きく3種類あって
1ピースロッド =ひとつなぎの1本の竿
2ピースロッド=長さが半分できる竿
モバイルロッド=40~60cmぐらいまで小さくできるロッド
これら折りたたみタイプの差は、自分の環境によって選ぶべき竿のタイプが変わります。
1ピースロッドは、折りたためないが1本の棒で作られているため竿がきれいに曲がりやすいです。感度(ロッドから手元に伝わる感覚)もワンピースロッドが最も良いです。
最大のデメリットは、長すぎて収納や持ち運びが不便。軽自動車、自転車、バイクなどではワンピースロッドをもって釣り場に向かうのは大変です。
2ピースロッドこれは継ぎと呼ばれる部分で竿が2つに分解できるようになっているものです。
持ち運びも若干便利。自分は自家用車が軽自動車なので、2ピースロッドしか使っていません。
最近の2ピースロッドは1ピースとそこまで品質差は無いように感じます。竿上側と竿下側で素材を変えて2ピースロッドでしか作れないような曲がりかたをするロッドも最近では出てきています。
鞄には入りませんが、車に積みやすかったり、ロッドケースに入れれば自転車やバイクでも持ち運び便利です。
最後にモバイルロッドこれは持ち運びに特化したタイプで鞄やスーツケースにしまうことが出来る大きさで旅行先や出張先で釣りがしたい場合や、仕事帰りや行きに釣りがしたい方には強い味方になってくれます。
タイプとしては、2ピースをさらに細かくした5ピースや6ピースの継ぎ手タイプと振り出しタイプと呼ばれる、筒の中に納まっていき伸ばして使うタイプがあります。
セッティングなどが簡単なのは振り出しタイプですが、2ピースロッドに近いフィーリングが得られるのは6ピースなどの継ぎ手タイプです。
旅行などにもっていって釣りをしたい!出張先で釣りがしたい!仕事中にロッドを忍ばせたい。
そんな方はモバイルロッドがおすすめ!
おかっぱりがメインで車が小さい方。電車釣行派、バイク釣行派、家でコンパクトに釣り具を片付けたい!
そんな方は、2ピースロッドがおすすめ!
ガチで釣りがしたい、でかい車で2m以上でも曲げずに車に詰める!家でもおしゃれにロッドをインテリアにしたい!
そんなかたは、いきなり1ピースでもいいのかも。
ここは、自分の趣味と環境で決めていきましょう!
サラリーマンの家庭持ちは、1ピースはちょっと厳しいかもしれませんね…
嫁に折られるかも…笑
バス釣り入門ロッドまとめ
- スピニングリール用ロッドを選ぶ
- アクション(硬さ)は、ULかLアクションのロッドがおすすめ
- 長さは6ftぐらいの長さで選ぶ(6´3”や6´6”がおすすめ)
- 折りたたみはお好みと用途で選ぼう
初めてのロッドはどんなものを選べばいいか悩むかと思いますが、ここで上げたようなロッドであれば十分役割を果たしてくれますよ。
最近では5,000円~8,000円でも十分な性能のロッドも出てきていますので、
有名メーカーの、ダイワ、シマノ、アブガルシア、メジャークラフトから選べば間違いないです。
デザインの好みもあるので、いろいろ見てみましょう!
きっと、好みにあったパートナーが見つかるはずです!
ではまた!